クワガタムシ・カブトムシ・焼き絵

Archive2010年01月 1/1

240Zを描いてみよう

1)タイヤの位置、ホイールの中心等の基本線を決め、そこを基準に描き始める(消失点が2つの透視図法)。途中、デッサンの狂いに気づき、屋根の部分を大幅に修正(使用した鉛筆は「2H」)。 2)鉛筆を「4H」に持ち換え、左端、地面の影の部分から軽く調子をつけはじめる。タイヤハウス内側、ハッチバック内部、運転席などを先に濃い目に塗っておくと、全体を見直す時、目印になる。「2H」、「H」と、芯の柔らかい鉛筆に換え...

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アクベシアヌスを描く

■[下絵]:「H」の鉛筆で、全体のフォルムを見ながら少しづつ描き進める。腹部の形状に苦労する。何度も描き直すことになった(左上に写っているのは標本)。 ■[濃淡第1段階]:「4H」~「2H」までを使って、全体の濃淡をつける。なんといっても「大アゴ命」のミヤマ。ほとんどの時間をこの大アゴに費やす。 ■[濃淡第2段階]:「B」~「6B」までを使って、さらに濃い部分を中心に塗り重ねていく。最後は、ポスターカ...

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アニモ

 本日より本店(アニモ店)は後片づけに入ります。近隣の皆様、並びに、ご来店の皆様には、多大なるご迷惑、ご不便をおかけすることになりますが、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。  これに伴いまして「店長の雑記」も、【1月27日(水)~2月4日(木)】までの間、お休みをいただくことにしました。2月4日・24時アップの、5日(金)分より再開する予定でおります。ご了承ください。 [※後片づけの「実況中継」でも良かった...

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「物語絵の世界」

 佐野美術館へ行ってきた。  春のような陽気に恵まれたのもそうだが、「美術館へ行こう」という行動そのものが、心踊るものだった。 精緻な筆使いで描かれた屏風絵や、能面など。展示された実物を目にしながら、ガラスの向こう側を流れる時間に寄り添い、そこから立ち昇る「思い」をすくい取る……。こんな経験も久しぶりだった。  足が止まったのは、やはり、武田信玄の肖像(小林清親・画/1910年)の前。紺色の法衣をまとい、...

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エロンガートスフタマタ《ビン交換》

■今回は、昨年6月に割出しをしたエロンガートスフタマタ・F2(Hexarthrius parryi elongatus Jordan,1894/ボルネオ・サパ州・クロッカー山脈産)。 ・これまでの経緯:2009年6月7日【初令】→7月26日【2令】430ccオオヒラタケ菌糸ビンへ→10月10日【10g】850cc 〃 へ →11月15日【19g】1400cc 〃 へ・2010年1月17日【28g】1400cc 〃 へ(目標は40gですが、果たして??) (※M本君、Webデビューです。いい「手」でしょう)...

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新月伐採

 秋から冬にかけて、下弦から新月までの時期に「切り(伐り?)旬」があるのだという。  その後、山で4か月以上「葉枯らし」を行い、結果、虫食い、カビ、腐れが少なく、曲がりや、反りにも強い木材になる。オーストリアで語り継がれた伐採法だ。  もうかれこれ25年くらい前のこと。ウォールナットという材の質感と、色あいに惹かれて購入した画像のベース。しかし当時は、アンプのセッティングや、ピックアップの性能ばかりに...

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睦月氷雨

  話し始めてすぐ 古い回路が反応し  あぁ、この感じだ……と 思い出す  たぐり寄せた記憶の残像  追いかけるに及ばず  決して逃げていきはしない  ひとしく流れた時の長さ  楽しみながら会話弾む……  42歳で 伴侶に恵まれた旧友  46歳で 子宝に恵まれた友人  本当に人生はいろいろある と思い知る [※本日のBGM:「手紙にかえて」(財津和夫/『ふたりが眺めた窓の向こう』収録:以前ご紹介したことがありますが、小...

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神招(かみお)ぎ

  箱根山より昇りくる月の大きさに、一瞬目を瞠(みは)る。  悠久の時を越え、古来より愛(め)でられてきた月。それは、生物が海から陸へと向かう羨望の時代にでさえ、たやすく旅立てる危うさを秘め胸に迫る。  見るほどぞ しばし慰むめぐりあはむ 月の都ははるかなれど(源氏物語「須磨の巻」)  学生当時、あまり食指が動かなかった王朝文学にも、清々しい月光の、静寂なる須磨の浦波に映える様を、ありありと連想させ...

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